ソートリーダーシップ, ブログ記事, 企業ニュース | 2022/06/21

Celsiusネットワークによる資産移動の一時停止に伴い、セルフカストディが一層重要になります。

暗号資産の貸付業務を手掛ける市場最大手のCelsiusネットワークは、資産の引き出し、スワップ、および送金を一時停止したと発表しました。

極端な市場状況」を引用すると、同社はコミュニティにメモを発行し、「究極の目的は流動性を安定させ、引き出し、スワップ、アカウント間の資金移動をできるだけ早く回復させることだ」と述べています。

メモには、Celsiusの170万人の顧客がいつ資金を引き出せるのかについては明記していない一方、「プロセスには時間がかかり、遅延が生じる可能性がある」と言及。

この発表は、5月のTerraの暴落の余波が残る暗号資産業界にとって、新たな圧力要因となりました。 市場では数億ドル相当の清算が行われ、CelsiusのネイティブトークンであるCELはその価値の50%を失い、ビットコインとイーサリアムは1年半ぶりの最安値で取引されました。

CelsiusのライバルであるNEXOは、すでに残り資産の取得を申し出ています。

しかし、引き出しを一時停止する融資プラットフォーム、取引を停止する取引所、最近のTerraエコシステムの崩壊によって引き起こされた人々の怒りが混じり合う中、そのような複雑に絡み合う危機の重要な側面の1つであるセルフカストディ(自己保管・自己管理)の重要性は見過ごされています。

自由参加型マネーの約束

セルフカストディは業界の自然な進歩であり、暗号資産の創設原則に本質的に固有のものです

Charles Hamel、Ledger製品担当VP

「鍵を持たぬ者はコインを持たず」とは、暗号資産界と同等の歴史を持つ。 これは有名なフレーズですが、その背後にある概念はしばしば誤解され、無視されています。

暗号資産を初めて購入すると、 公開鍵秘密鍵の2つの鍵が発行されます。 公開鍵は、トランザクションを受信するために他の当事者と共有できるアドレスとして機能します。 分かりやすく言うと、公開鍵は銀行の口座番号のようなものです。銀行の口座番号は、お持ちの資産が侵害されるのを心配することなく、第三者と共有できるものです。

一方で秘密鍵は、ランダムに生成された番号であり、トランザクションへの署名や資金の使用を可能とします。 最後の防御策として、秘密鍵は悪意のあるアクター(ユーザー)や不正アクセスから資産を保護するのです。 侵害されたり紛失したりすると、ウォレットにアクセスしてコインを使用したり、引き出したり、移動することが不可能となります。

鍵から資産に至るまで保護し、追跡するために、オンラインまたはオフラインのウォレットを使用可能です。 ホットウォレットとも呼ばれるオンラインウォレットは、インターネットに接続されたシステムがデバイスに秘密鍵を保管します。 例としては、モバイルウォレットやデスクトップウォレット、暗号資産の交換によって管理されるカストディアルウォレットなどがあります。

ホットウォレットは使いやすくて便利ですが、いくつか欠点もあります。 ホットウォレットでは、攻撃やハッカー用のハニーポット(おとり)の影響を受けやすいことに加えて、秘密鍵の保管はしばしばサードパーティー(第三者)に委ねられるのです。 また、鍵をサードパーティーに委ねるというのは、資金を完全に管理できないことを意味します。

そこで、より安全な選択肢として秘密鍵を保管し、オフラインでトランザクションに署名する特殊なハードウェアウォレットがあります。これは、デジタル脅威に対する耐性を備えています。 実際に、ハードウェアウォレットから秘密鍵を盗むには、ウォレットへの物理的なアクセスと、対応するPINコードかリカバリーフレーズが必要です。 また、ハードウェアウォレットを使用すれば、第三者に頼る必要がありません。

「一度誰かにお金を預けると、それはもうあなたのお金ではなく、預け先のお金になります。その後、最終的にはあなたに返してくれるでしょう…ビットコインはセルフカストディ(自己保管・自己管理)用に設計されています。ですから、単に銀行にお金を戻すためにビットコインをやっているのなら、意味がありません」

Pascal Gauthier、Ledger CEO

最近の状況で見てきたように、レンディングプラットフォーム(貸付業者)は業務を一時停止することが可能です。仮想通貨取引所はトランザクションを凍結したり、引き出ししきい値を設定することができます。

結局のところ、お持ちの資産をホットウォレット、取引所、レンディングプラットフォーム、またはその他のサードパーティーに委ねるのは、銀行に預けるのとそれほど変わりません。

そうです。暗号資産はあなたに主導権を与えるのと同時に、安全に保管する責任も与えます。 自由参加型マネーや暗号資産は一般的に、セルフカストディ(自己保管・自己管理)を採用し、鍵を入手し、その結果としてコインを取り扱う場合にのみ、合理的であると言えます。

Ledger:鍵とコインを安全に管理

創業以来ずっと、セキュリティはLedgerのDNAの一部です。 弊社にとって最も重要なことは、このニーズにお応えし、その上に適用できるレイヤーをすべて追加することです。

Ledgerのミッションの一つとして、お客様の秘密鍵と暗号資産を最高レベルのセキュリティで保護し、経済的自由への道しるべとなるハードウェアウォレットを提供します。

500万人以上のお客様を抱えるLedger Nanoウォレットには、秘密鍵や資産を保護する複数のキュリティ層があります。

  1. 秘密鍵は、セキュアエレメントチップに保管されます。
  2. ウォレットにアクセスするには、PINコードと24単語のリカバリーフレーズが必要です。
  3. Ledger Nanoハードウェアウォレットは、 物理的な損傷から保護するために耐久性の高い材料を使用して構築されています。

秘密鍵とコンピューター/スマートフォンを完全に分離することで、Ledger Nanoウォレットは鍵を安全に保管し、資産への完全なコントロールを可能にします。

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