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経路 D) Web 3.0セキュリティの要点

チャプター 3/3

暗号資産をLedgerに移行する方法

読む 4 分
初級
オレンジ色の背景に開いたメモ帳。
重要なポイント:
— 秘密鍵は、お持ちのブロックチェーン資産へ紐づいており、オフラインの保管は、鍵の保護における最良の方法です。

— Web3ユーザーの多くは、まずソフトウェアウォレットを使った後、ハードウェアデバイスを選びます。なぜなら、ハードウェアデバイスは、鍵をオフラインで保護することで、ハッカーから隔離するからです。

— ソフトウェアからハードウェアストレージへの移行方法が非常に重要で、操作を誤ると、お持ちのハードウェアデバイスは、資産を保護できなくなります。

— 移行する資産にはすべて、ハードウェアデバイス内で新しいアドレス(一度もオンラインに繋げていない秘密鍵)が必要です。

これまで、Web3やブロックチェーン、暗号資産セキュリティの基礎を学習してきました。 この空間を積極的に探索し始める前に、やるべきことが1つだけ残っています。それは、ハードウェアデバイスを使用して、正確に暗号資産を保護および移行する方法を学ぶことです。 手順を深掘りしてみましょう。

暗号資産の第一歩:秘密鍵の保護

Bitcoin、Ether、NFT、または支援を開始したばかりのプロジェクトの新しいトークンのいずれであっても、暗号資産にはすべて、共通点が1つあります。それは、すべて秘密鍵があるということです。

Ledgerデバイス上の暗号資産を安全に移行しようとしている場合、単にデバイス上の秘密鍵を復元するだけだと思うかもしれません。 しかし、それを行うのは大きな間違いです。

この記事では、Ledger Academyが、暗号資産を安全なハードウェアウォレットに、適切に移行する方法をご説明します。

ソフトウェアウォレットは常に、ハードウェアデバイスによって保護されるべきです。

ホットウォレット(ソフトウェアウォレット)は、秘密鍵がインターフェース内に保管され、書き留める必要がないという意味で、秘密鍵を隠すことができます。 しかし、接続されたデバイス上のインターフェース内で鍵を管理するというのは、高度なデジタルハッカーらが、あなたのデータを狙う隙を残すことになります。

一度オンラインになると、常にオンライン

鍵やリカバリーフレーズがオンラインになると、たとえ一瞬であっても、それらは安全ではなくなります。 誰かが、リモートでそれらにアクセスしたかもしれません。 それを簡単に知る方法などはありません。

ここから、明らかなことが1つあります。あなたの秘密鍵がオンラインで使用され始めた場合、単にハードウェアウォレットに移すだけでは、安全ではなりません。

必要なのは、インターネットに接続されたデバイスにはなかった、新しい鍵です。

ソフトウェアウォレットからLedgerに暗号資産を移行

Ledgerデバイスの全体的な前提は、秘密鍵を完全にオフラインに保つことです。 これこそが、ハードウェアウォレットの中核を担う最重要事項です。 しかし、すでにオンラインになっている鍵を保護することは、不可能です。

ハードウェアデバイスでホットウォレットを復元しようと、シードフレーズを絶対に使用しないでください。 それを行うと、既存のブロックチェーン資産がうまく復元されるかもしれませんが、保護されません。

1) 資産ごとに新しいアドレスを作成する

お持ちの資産をホットウォレットからLedgerデバイスに移行する場合は、完全に新しいアドレスを作成する必要があります。 これは、お持ちのさまざまな暗号資産すべてに当てはまります。まさにこちらで、その方法をご紹介しています。

2) 各暗号資産を確認し、新しいLedgerアドレスに送る

次のステップでは、ビットコインウォレットなどの既存のウォレットから各ビットコイン (ガス代が必要となる) を Ledgerデバイス内の新しいアカウントに送付します。 公開鍵(受け取りアドレス)は、Ledger Liveアプリからコピーして見ることができます。 念のため、Ledgerデバイスの信頼できるスクリーンで確認する必要があります。

3) 完全に安全な秘密鍵をご利用ください

デバイス内で新しい秘密鍵が生成され、資産が新しいアドレスに送付されると、暗号資産は完全なオフライン環境で保護されます。

これが完了して、スイッチをオフにしたら、資産がハッキングによって触れられないことを、完全に確信できます。

引き続きLedgerからDAppを操作できますか?

答えはイエスです! Ledgerの統合エコシステムは常に拡大しています。 これにより、ハードウェアウォレットから安全にdAppsとやりとりすることができます。

Ledgerのエコシステムにまだ統合されていないプラットフォームでも、ご心配ありません。この場合でも、資産は保護されます。 Ledgerデバイスは、主要なWeb3ミドルウェアに完全に対応しています。 こちらで、LedgerをWeb3ブラウザ拡張機能に接続するプロセスについてご説明しています。

これで準備が整いました!

おめでとうございます! コースを修了し、ブロックチェーンに関する知識を必要な水準まで学び、秘密鍵をハードウェアウォレットに保管したら、いよいよWeb 3.0を安全に探索する準備が整いました。

暗号資産を安全に保つのは、秘密鍵とリカバリーフレーズを保護することだけとは限りません。 さまざまな落とし穴を避けるために、正しく理解することも重要です。

Web 3.0の世界は物事が早く進みますが、それってワクワクしますね! でも同時に、詐欺も急速に進化しています。 そして、セルフカストディ(自己管理・自己保管)の自由とは、鍵と資金の保護は、完全に自己責任であることを意味します。

そのため、Ledgerの使命とは、秘密鍵に対する最も安全な保管ソリューションをご提供することだけでなく、継続的な最高の教育資源をご提供することでもあります。その教育により、お客様は常に、暗号資産に対する最新のさまざまなリスクについて、最新情報を知ることができます。

Web 3.0では、「あなた」が管理者です。 そのため、安全を確保し、教育を受け続けて、Web 3.0の世界で楽しい時間をお過ごしください! Ledgerは、常に皆様をサポートします!


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