バックアップデバイスでセキュリティを強化
![暗号資産のセキュリティの強化](https://www.ledger.com/wp-content/uploads/2019/10/backupdevice_top.png)
重要なポイント |
バックアップデバイスのメリット: — 1台目のデバイスの盗難、紛失、破損に備えてセキュリティを強化できます。2台目のデバイスでコインにアクセスしたり移動が可能です。 — 1台目のデバイスを外出用として使用し、2台目のデバイスは自宅で安全に保管することができます。 — 各ハードウェアウォレットを特定のコイン用に使用するなど、デバイスごとに使い分けることができます。 |
バックアップデバイスの使用で、セキュリティを強化できることをご存知でしたか?
ハードウェアウォレットは、暗号資産を安全に保管できる素晴らしい方法です。 2台のデバイスで盗難や破損、紛失に備えることで、セキュリティを強化できます。 また、リカバリーシートを紛失した場合や、親族と暗号資産のアカウントを共有している場合などのリスクも軽減されます。
バックアップとして2台目のハードウェアウォレットを持つべき理由は、いくつかあります。 大切なデバイスを紛失した場合どうすればいいですか? 24単語のリカバリーフレーズでいつでも復元できますが、リカバリーシートを紛失したり、間違って書き留めていた場合はどうなるでしょうか? バックアップを取ることでさらに安全性を確保することができます。 柔軟性の面から考えてもバックアップデバイスには様々な利点があります。 こちらに考えられる用途をリストアップしました。
紛失・破損
![ハードウェアウォレットのバックアップ](https://www.ledger.com/wp-content/uploads/2019/10/Why-you-need-a-backup-device-1-1.jpg)
デバイスを紛失したり、破損してしまい故障した場合でも、バックアップデバイスがあれば、引き続き暗号資産にアクセスすることができます。
盗難に遭った場合は、暗号資産を速やかに移動させて、誰もアクセスできないようにすることをおすすめします。 バックアップデバイスがあれば、迅速に資産へアクセスすることが可能で、必要に応じて暗号資産を移動できます。 その後、ハードウェアウォレットをリセットすることで再び安全に使用できるようになります。
Ledgerのハードウェアウォレットをお持ちの方は、24単語のリカバリーフレーズというバックアップをすでにお持ちです。 しかし、紛失や破損の恐れがあります。 最悪の場合、水害や火事でリカバリーシートが使えなくなることも考えられます。 Ledgerデバイスと同様、リカバリーシートも紛失してしまう可能性があるのです。
バックアップデバイスを別の場所に保管することで、こうした危険を軽減することができます。
いつでも便利に使用
いつでも手元に置いて使えるようにすべき理由には主に2つあります。 1つは利便性、もう1つは暗号資産の安全性です。
Ledger Nano Xの使い勝手の良さは、すでに多くのユーザーが実感いただいております。 スマートフォンから、いつでも簡単に暗号資産にアクセス可能です。 2台のデバイスがあれば、Ledger Nano Xをどこにでも持って行くことができます。 Ledger Nano Sは自宅で使用、または安全な場所に置いておくことが可能です。
![バックアップデバイス](https://www.ledger.com/wp-content/uploads/2019/10/Why-you-need-a-backup-device-2-1.jpg)
様々な使用方法
バックアップデバイスがあれば、専用のデバイスを持つことができます。
例えば、1台目のLedger Nano SまたはLedger Nano Xは特定の暗号資産に、2台目のデバイスはパスワードマネージャー、Hello、Recovery Check、U2Fなどの管理系アプリに使用することができます。
あるいは、2台目のデバイスを1台目とは別の暗号資産用に使い分けることもできます。 これにより、使いたい資産に応じて特定のデバイスを用意することが可能です。
![2台のハードウェアウォレット](https://www.ledger.com/wp-content/uploads/2019/10/Why-you-need-a-backup-device-3.jpg)
また、1つのアカウントを2人で共有するケースもよく見られます。 2人でそれぞれ自分のデバイスを持ち、必要に応じて暗号資産にアクセスすることができます。 家族で暗号資産を管理する場合にもおすすめです。
Ledger Nano Xへのアップグレード
Ledger Nano Xの発売を受け、多くのNano SユーザーがNano Xを購入し、モバイル機能と増加したストレージを活用しています。 新しいデバイスを、以前のアカウントに使用することも可能です。また、スマートフォンから暗号資産を管理することができます。 この場合、Ledger Nano SをLedger Nano Xのバックアップとして使用することができます。
デバイスをバックアップするには?
1台目のウォレットのバックアップデバイスを作成するには、1台目のウォレット使用時に受け取った24単語のリカバリーフレーズが必要となります。 復元オプションからバックアップを作成することで、2台目のデバイスに24単語を入力することができます。 より詳細な情報やバックアップの手順についてはこちらの記事をご覧ください:リカバリーフレーズを使用して復元 これは初期化する際に重要となります。
![](https://www.ledger.com/wp-content/uploads/2022/05/Buy-now-1_JP-4.png)
Knowledge is power. – 知識は力なり
![](https://www.ledger.com/wp-content/uploads/2021/11/SOB020_Youtube-Placeholder-2.jpg)
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