ブロックチェーントランザクション履歴の確認方法

9月 11, 2020
6 分
ブロックエクスプローラー
重要なポイント:
—ブロックチェーンは公共の台帳であり、誰でもすべてのトランザクションを見ることができます。
—ブロックエクスプローラー (Block explorer) を使用すると、ブロックチェーントランザクション履歴を簡単にナビゲートして検索できます。
—トランザクションの主な要素はトランザクションID、送付先・受取アドレス、関連手数料、トランザクションステータスで構成されています。
—Ledger Liveでは、各トランザクションのブロックチェーンエクスプローラーに簡単にアクセスできます。

暗号資産は透明性が高く、すべての取引が検証可能であることで知られています。 ただし、誰もがこの仕組みを正確に知っているわけではありません。 本日はブロックエクスプローラーを使用し、自分でブロックチェーンのトランザクション履歴や残高を検証する方法をご紹介します。

信頼せずに検証:トランザクションは誰もが確認できます

Bitcoinのような暗号資産は、従来の通貨と比較すると非常に独特です。 ブロックチェーンと呼ばれる技術を利用しています。 ブロックチェーンとは、要するにすべてのトランザクションの分散型台帳です。 これは、各暗号資産の過去すべての取引が1つのブロックチェーンに記録され、その履歴がすべて保存されていることを意味します。

すべてのトランザクションが正しいかどうかを確認するため、領収書を保管して毎月銀行口座をチェックしていたことを覚えていますか? もしかしたら、銀行のやることをすべて信頼していたかもしれません。 暗号通貨の場合は第三者が関与しないため、そもそも誰かを信用する必要はありません。 ほぼすべての暗号資産は、パブリックブロックチェーンを使用しており、これまでに行われた各トランザクションの詳細を見ることができます。

これは何を意味しているのでしょうか? 他の人が自分よりどれだけ裕福なのかを知ることができるのはもちろんのこと、実用的な部分では自身でこれまでに送受信したすべてのトランザクションを検証できるという非常に価値のある目的があります。 使用しているサービスが正しいBitcoinの量を表示していないと感じたら、すべての情報が一致しているかどうかを自身で確認することができます。 また、暗号資産を受け取っていないが友人が「すでにトランザクションを行っている」と言う場合も、その主張の正当性をブロックチェーンで直接確認することができます。 「信頼せずに検証せよ」という有名な言葉のとおり、暗号資産ではトランザクションに関するすべてを検証することができます。 では、どのようにブロックチェーンの全履歴を確認できるのでしょうか?

ブロックエクスプローラー:ブロックチェーントランザクション履歴を確認

ブロックエクスプローラーは、ブロックチェーン上に存在するすべてのトランザクションを確認するための入り口です。 ここから各アドレスの残高を確認したり、各トランザクションの詳細を確認したりすることができます。

世界には様々な暗号資産があり、それに応じて様々なブロックエクスプローラーもあります。 多くの場合、ブロックエクスプローラーは1つの暗号資産にしか対応していません。 一般的なブロックエクスプローラーには、次のようなものがあります。
– Bitcoin:blockchain.com blockstream
– EthereumとERC20トークン:EtherscanEthplorer
– XRP:BithompXRP Charts

こうしたブロックエクスプローラーでは、入力した各アドレスの残高や入力したトランザクションIDのトランザクション内容を調べることができます。 そこではすべての詳細が表示されます。 アドレスには、特定のアドレスが過去に受信および送信したすべてのトランザクションが含まれます。 トランザクションでは、誰がそのトランザクションを送信したか、いくら送信したか、宛先や支払われた手数料が表示されます。 要するにブロックエクスプローラーは、ブロックチェーン上の取引やアドレスの百科事典のようなもので、その全履歴を調べることが可能です。

ブロックエクスプローラーで暗号資産のトランザクションを確認する方法

実際にブロックエクスプローラーでトランザクションを分析してみましょう。 暗号資産の取引に慣れていない方は、少し難しいかもしれません。 これは数字と文字の寄せ集めのようなものです。 分解してそれぞれの項目を見ていきましょう。 こちらはblockchain.comのブロックエクスプローラーのスクリーンショットです。Bitcoinのトランザクションを示しています。

1.トランザクションハッシュID

トランザクションハッシュはトランザクションIDとも呼ばれ、特定のトランザクションの識別子です。 簡単に言えば、このトランザクションに関連するコードです。 あるトランザクションの詳細を調べたい場合は、この文字列をブロックエクスプローラーに入力する必要があります。

2. 送付先アドレス

ここには、どのアドレスが関連する暗号資産を送信しているのか、またどれだけ送信しているのかが表示されます。 また、アドレスをクリックするとトランザクションの送受信の履歴を見ることができます。

Bitcoinのトランザクションを行うと自動的にアドレスから全額が送信され、残りはChange address(おつりアドレス)に送信されます。 さらに詳しく見ていきましょう。

例えば、アドレスに1 BTCの残高があるとしましょう。 0.1 BTCを友人に送りたいと仮定します。 トランザクションを作成すると、アドレスの全残高が送信されます。 もちろん、これがすべて友人に渡るわけではありません。 意図した通り、お友達には0.1 BTCが届きます。 残りの0.9 BTCは、おつりアドレスに送られます。 このアドレスをコントロールするのは、あなたです。 これは、Bitcoinと派生コインに特有の特徴となります。例えば、EthereumやXRPでは、アドレスの残高をすべて送信することはありません。

3. 手数料

ほとんどの暗号資産ネットワークでは、取引に伴う手数料が発生します。 これはBitcoinでも同様です。 ここでは、トランザクションにかかった手数料の金額を確認できます。 こうした手数料は、トランザクションが行われているネットワークのブロックを検証するバリデーターに支払われます。

4. 受取アドレス

このセクションでは、トランザクションの宛先アドレスを確認できます。 各アドレスごとに、どれだけの金額を受け取っているかがわかります。 送付元アドレスと同様、受信側のアドレスをクリックするとトランザクション履歴を見ることができます。 通常、こうしたアドレスの一番下にあるのが、おつりアドレスです。

5. トランザクションのステータス

見過ごされがちですが、トランザクションの非常に重要な部分はステータスです。 トランザクションが完了して有効であるとみなされるには、まずそれを検証する人 (バリデーター) が確認する必要があります。 上記のような未確認のトランザクションでも、無効と判断されたりキャンセルされたりすることがあります。 確定していないトランザクションは、「まだ受け取られていない」と考え、確定するまで待つのがよいでしょう。

また、複数の送受信アドレスを表示することもできます。 これは、「トランザクションバッチング」と呼ばれるより高度な機能によるものです。 これは、暗号資産の取引所でよく使われる機能で、手数料のコストを削減するために、1回のトランザクションで複数の人に暗号資産を送るというものです。

Ledger Liveとブロックエクスプローラー

Ledger Liveを起動するとブロックチェーンと同期され、新しいトランザクションや残高の変更がないか、暗号資産が現在どのくらいの価値があるのかを確認できます。 使用中も頻繁にアップデートされ、常に最新の状態を保つことができます。

過去や現在進行中のトランザクションの詳細を、すべて確認することも重要です。 Ledger Liveで表示されているトランザクションをクリックすると、詳細が表示されます。 ブロックエクスプローラーでも、同じ内容を確認することができます。 これは「エクスプローラーで表示」をクリックして実行できます。 アドレスの残高や、Ledger Liveが正しい金額を表示しているかを確認することが可能です。 Ledger Liveに問題が発生した場合でも、ブロックエクスプローラーを使えば、現在保有している特定の暗号資産の金額を常に表示することができます。

Ledger Liveではハードウェアウォレットを使用していない場合も簡単に残高を確認することができます。 さらに多くの機能があります。強力な機能についてはこちらをご覧ください。

学び続けましょう! 暗号資産やブロックチェーンの理解を深めるために、School of Blockの動画をご覧ください。 ブロックチェーンの使用事例


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